LINE通話を録音する方法 iPhone/Android/PC

LINEの通話内容を記録する方法について、最新の情報を基に解説します。LINE自体には通話録音機能が備わっていませんが、忘れたくない会話や大事な内容を残したいと考える人は多いはずです。

2023年時点で、Android端末を使用している場合は、デフォルトで搭載されている「スクリーンレコード」アプリを使ってLINE通話を録音することができます。一方、iPhoneではそのようなアプリは存在しないため、PCを利用したICレコーダーやPCの録音ソフトを使用する方法が推奨されています。

LINEには通話録音機能が搭載されていませんが、2024年現在でもいくつかの方法で録音することが可能です。

Androidスマホの場合

• 標準搭載のスクリーンレコードを使う

この方法はAndroid11以降のスマホで利用可能で、LINEの通話画面をそのまま録画することで、マイクから取り込んだ外部音声の録音が可能です。Androidデバイスを利用してLINE通話を記録するには、「スクリーンレコード」機能が便利です。これにより、通話中の画面を録画し、同時にマイク経由での音声もキャプチャできます。

録画時には、LINEのスピーカー機能を有効にすることが重要です。この機能はAndroid 11以降で利用可能で、Android専用です。

以下の手順でスクリーンレコードを使用します：

1. クイック設定パネルにスクリーンレコード機能を追加します。
2. LINEで通話を開始し、スピーカーをオンにします。
3. 次に、LINE通話画面でクイック設定パネルを引き出します。
4. スクリーンレコード機能を起動し、マイクがオンになっていることを確認します。
5. 「開始」ボタンをタップして録音を開始します。
6. 通話終了後、録音を停止させます。

これは、クイック設定パネルを再度引き出し、スワイプ操作で実行できます。

保存された録音データは、ファイル管理アプリやアルバムアプリに自動的に保存されます。

スクリーンレコードの活用にあたっての注意点は以下の通りです：

• 発信・着信どちらの通話にも対応しています。
• 録音を停止する際は、タップ操作ではなくスワイプで設定画面を表示させます。
• 音量を過度に大きくすると、録音された自分の声が不明瞭になる可能性があります。

iPhoneの場合

• iPhone単体では録音できない

iPhoneはセキュリティ上の理由から、LINE通話を含む全ての通話の録音をブロックする仕様になっています。外部デバイスやツールを使う方法もありますが、完全な録音は難しいです。別のスマホを準備してスピーカーで出力した音声を録音するか、電話録音専用のイヤホン機器を使用する方法があります。iPhoneは全ての通話録音をブロックする設計となっており、外部録音アプリを使用しても、iPhone本体に拒否される可能性があります。

携帯電話の録音なら可能です、詳しい内容はぜひこちらへ：

PCの場合

• OBS Studioを使う

OBS Studioはオープンソースの無料配信・録画ソフトウェアです。LINEのPC版を画面共有して録画することで、通話音声を録音することができます。

専用機器を使う

• ICレコーダーやPCの録音ソフト

LINEで通話中の音声をスピーカーにし、その音声をICレコーダーやPCの録音ソフトで録音する方法です。

• 電話録音用イヤホン機器

電話録音用イヤホン機器は、耳にイヤホンをセットし、プラグをICレコーダーなどのマイクジャックに接続することで、携帯電話や固定電話での会話を録音できる機器です。

2024年現在、以下の方法ではLINE通話録音ができません

• iPhoneの画面収録機能
• iPhoneアプリ「ディクタフォン」
• iPhoneアプリ「ボイスメモ」

LINE通話録音に関するQ&A

• LINE通話を録画しましたが音声が入りません

Androidのスクリーンレコードでは、音声をマイクから拾うよう設定されていますか？また、再生時にマナーモードにしていると音が録音されていても聞こえない場合があります。

• 「音声の録音をLINEに許可しますか？」と表示されたら？

許可して構いません。これはLINEがマイクにアクセスする権限を許可するための通知です。許可しないと通話ができませんので、許可しましょう。

• なぜiPhoneでは通話音声の録音ができないのですか？

国によっては通話音声の録音が違法となるためです。法務上の問題に対応するため、iPhoneでは原則通話の録音はできない仕様を採用しています。

まとめ

LINE通話を録音する方法は、Android端末ではスクリーンレコードを利用する方法、iPhoneでは外部デバイスやツールを使う方法、PCでは専用機器を利用する方法があります。これらの方法を駆使することで、LINE通話の内容を効果的に記録することが可能です。それぞれの方法にメリットとデメリットがあるので、重要な会話を忘れずに残すために、適切な方法を選んでください。

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