議事録とは？

議事録とは、会議やインタビューなどにおける議論の内容や決定事項を記録した文書です。会議の内容を正確に記録し、共有することで、以下のメリットがあります。

メリット

• 情報共有: 会議に参加できなかった人にも内容を共有
• 確認・検索: 後から内容を確認したり、必要な情報を検索
• 振り返り: 会議の内容を振り返り、改善点の洗い出し
• 責任の所在: 発言者や決定事項の責任を明確化
• 記録保存: 会議の記録を保存し、歴史的な資料として活用

議事録の種類

議事録には、主に以下の3種類があります。

• 会話形式: 会議での発言を時系列順に記録
• 要約形式: 会議の内容を要約して記録
• テーマ別形式: 会議のテーマごとに記録

議事録作成のポイント

• 5W1H: 誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように
• 正確性: 事実に基づいて正確に記録
• 簡潔性: 冗長な表現を避け、簡潔に
• 客観性: 個人的な意見や感情を入れない
• 読みやすさ: 見やすく分かりやすいレイアウト

議事録作成アプリ

議事録作成アプリは、会議やインタビューの内容を自動で文字起こしし、記録・管理・共有できる便利なツールです。従来の手書きによる議事録作成に比べ、大幅な時間と労力の削減が期待できます。

アプリを選ぶ際のポイント

• 操作性: シンプルで使いやすいUI/UX
• 音声認識精度: 高精度な音声認識エンジン搭載
• 機能: 必要最低限の機能に加え、便利な機能
• スマートフォン対応: 外出先でも利用可能
• 外部ツールとの連携: スケジュール管理ツールなど
• 予算・費用: 機能と価格のバランス
• セキュリティ対策: データの暗号化やアクセス制御

無料アプリ

1.Group Transcribe:

Group Transcribeは、複数人の音声を認識し、会議の文字起こしをリアルタイムで行うアプリです。会話を音声認識し、リアルタイムで文字起こしや翻訳が可能であり、参加者それぞれのスマホで精密に音声を認識します。ただし、あらかじめ録音した音声データの読み込みはできないため、注意が必要です。使い方は簡単で、セッションを作成し、メンバーを招待して会話をテキスト化することができます。

Group Transcribeのメリット：

1. 会話をリアルタイムで文字起こし：会話をリアルタイムで文字に起こしてくれるため、聞き逃しても安心。
2. 翻訳機能：英語や中国語など複数の言語の話者との会話でも翻訳してくれるため、意思疎通がスムーズ。
3. 議事録作成のスムーズさ：会話のログをテキストで出力し、スムーズに議事録を作成。
4. 参加者それぞれのスマホで音声を認識：各参加者のスマホで音声を認識するため、精度が高く、会話への招待も簡単。

2.Googleドキュメント:

文書作成ソフトのアプリ版であり、スマホやタブレットで編集や共有が可能です。オフラインでも作業ができ、自動でウェブ上に保存されます。共同編集も可能で、仕事を効率的に進めたいビジネスマンにおすすめのアプリです。

Googleドキュメントのメリット：

• ドキュメントの作成・編集が在宅、外出中に関わらずどこでも可能
• 自分でデータ作成するだけでなく、仲間を共同編集者として招待可能
• Web上に自動で保存してくれるので、データを失う心配がない

対応OS ：Windows・MacOS・iOS・Androidに対応

Google ドキュメントの音声入力で議事録を作成する方法。初心者向け！

3.CLOVA Note:

AIが録音を文字起こししてくれるアプリの特徴を紹介。会話の内容を文字起こしし、話者も判別可能。180分までの録音データに対応し、キーワードで検索やブックマーク機能もあり、効率的に会議や打ち合わせの内容を管理できる。

CLOVA Noteのメリット：

• 最大180分までの録音データを、AIが自動で文字起こししてくれるアプリ
• 日本語のほか英語と韓国語にも対応。グローバルな会話も認識できる
• AIが話者を判別。3人以上の会話でも、誰が話しているかわかりやすい

対応OS ：Windows・MacOS・iOS・Androidに対応

4.Speechnotes:

Speechnotesは、音声をリアルタイムで文字に起こしてくれるアプリで、議事録やインタビュー原稿作成をサポートします。認識ミスは手入力で修正可能で、カスタムスタンプ機能もあります。多言語対応で、英語の訛りや地域差も正確に聴き分けられます。手入力もスムーズで、プレミアム版でさらに便利な機能が利用できます。

Speechnotesのメリット：

• 音声をリアルタイムに、自動で文字起こししてくれる録音アプリ
• 認識間違いは手入力で修正可能。入力を助けるカスタムスタンプ機能も
• 多言語に対応しており、英語の訛りや地域差も的確に聴き分けられる

対応OS ：Androidに対応

有料アプリ

1.Felo 瞬訳

Felo 瞬訳(Felo Translator)は、GPT-4エンジンとRRTテクノロジーを搭載したAI同時通訳アプリです。英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語、アラビア語、日本語など15以上の外国語の音声を迅速かつ正確に翻訳できます。オリジナルと翻訳されたテキストのダウンロードをサポートし、正確な表現や発音の学習を支援します。大規模な言語モデルであるChatGPTは、舞台の情熱、表現、および劇的効果を正確に伝え、観客が異なる言語文化からもたらされる興奮を十分に理解し楽しむことができます。

Felo 瞬訳は、同時通訳者にどのように支援できますか？

Felo 瞬訳は、同時通訳の初心者をサポートし、ノートを取り残さず、専門用語の翻訳をより正確に行うことで問題を解決します。

同時通訳は複雑で高度な技術を要する仕事であり、通訳者はしっかりした言語スキル、豊富な専門知識、そして良好なチームワーク精神を持つ必要があります。継続的な学習と自己の翻訳能力の向上のみが、この重要な翻訳タスクに適任であり、国際コミュニケーションの円滑な進展に貢献できます。

Felo 瞬訳のメリット：

• 高速かつ高品質な翻訳が可能 。
• 同時通訳のスピード要求と翻訳の正確性の要件の両方を兼ね備える。

対応：iOSダウンロード | Androidダウンロード

料金：

• 初回登録した場合60分体験時間があり
• 1Day 1,038円(初回購入110円）
• 3Day 2,499円(初回購入1,590円）
• 7Day 4,500円(初回購入3,190円）
• 30Day 9,000円(初回購入6,190円）

2.Just Press Record

音声をテキスト化してくれる録音アプリの良い点は、自動で文字起こしをしてくれることや、波形を見ながら余計な部分をカットできること、音声または文章のみの共有ができることです。会議やインタビューなどで活躍し、スムーズな編集が可能です。

Just Press Recordのメリット：

• 録音した内容を、自動でテキストに起こしてくれる録音ツール
• 波形や秒数を見ながら、録音データの余計な箇所を削除できる
• テキストと音声は個別に共有でき、スムーズな編集がしやすい

対応OS ：MacOS、iOSに対応

料金：

• 700円

3.Otter:

Otterは英語のセミナーや仕事などの文字起こしアプリであり、リアルタイムで音声をテキストに変換することができます。マルチデバイスに対応しており、チームでの共同作業や情報共有が容易に行えます。無料版では録音時間が制限されている点や全て英語である点に注意が必要です。

Otterのメリット：

1. 音声をリアルタイムでテキスト化：会議やインタビューなどの音声を即座に文字に変換し、作業効率を向上させます。
2. テキストと連動して再生：テキストと音声が連動して再生されるため、発言内容の取りこぼしを防ぐことができます。
3. マルチデバイス対応：スマートフォンとPCなど複数のデバイスで同時作業が可能であり、柔軟な利用が可能です。

対応OS ：Windows・MacOS・iOS・Androidに対応

料金：

• 基本無料（Basic）
• 10ドル/月/1ユーザー（Pro）
• 20ドル/月/1ユーザー（Business）
• 問い合わせ（Enterprise）

4.AutoMemo

ソースネクスト株式会社が開発したAI音声テキスト変換アプリ『AutoMemo』についてのインタビュー内容を紹介。アプリは音声を録音し、クラウド上で自動的に文字起こしを行い、テキスト情報を確認できる。料金は月額1,480円で30時間まで利用可能。会議や商談の議事録作成など幅広く活用されており、Web版と連携することで編集や共有が容易になる。今後のアップデートでは「話者分離」機能が追加される予定。

AutoMemoのメリット：

• 高い認識精度：AI技術を活用した文字起こし機能により、音声を正確にテキストに変換することが可能。Whisper（ウィスパー）を採用することで、認識精度が95％以上と高い水準に達している。
• 無料プランあり：毎月1時間までの無料プランが用意されており、気軽に利用を始めることができる。また、月額プランも30時間まで1,480円とリーズナブルな価格設定となっている。
• 多様な活用シーン：会議の議事録作成や商談の記録、インタビュー取材など、さまざまなシーンで活用可能。過去のアーカイブを保存してデータベースとして活用することもできる。
• 会話の整理・共有：会議や商談の内容をテキスト情報として残すことで、欠席者への共有や過去のやりとりの確認、担当者変更時の引き継ぎなどに役立つ。
• 使いやすい編集機能：Web版と連携することで、テキスト情報の編集や共有が容易に行える。また、話者分離機能を活用することで、発言者ごとにテキストを区別することができる。

対応OS ：Windows・MacOS・iOS・Androidに対応

料金：

• 無料（お試しプラン）
• 月額プラン：1,480円 /月　30時間まで文字起こし可能
• 年額プラン：12,800円 /年　30時間まで文字起こし可能
• 14,000円 /1回（100時間チャージ）

5.Speechy

音声をテキストに変換するアプリ「Speechy Lite」は、リアルタイムで音声を文字起こしし、編集や翻訳も可能。録音時間に制限がある無料版もあり、有料版では無制限の録音が可能。設定を変更して使いやすくすることもできる。文字起こしの精度が高く、議事録やインタビューの原稿作成に便利。

Speechy Liteのメリット：

• 音声をリアルタイムで文字起こししてくれるため、議事録の作成が簡単にできる。
• 文字起こしの内容は編集や翻訳が可能で、活用しやすい。
• 設定を細かく変更して使いやすい環境にカスタマイズできる。
• 音声ファイルの文字起こしも可能で、既存の音声データも活用できる。
• 精度の高い文字起こし機能で、漢字への変換も正確に行われる。

対応OS ：iOSに対応

料金：

• 2200円（Speechy）

6.Texter

音声を文字起こしするアプリ「Texter(テキスター)」は、リアルタイムでの文字起こしや翻訳が可能で、会議やインタビューの内容をスムーズに活用できる。無料版では1日3回、1分までしか録音できないが、有料プランに加入すると録音時間が増え、音声認識精度も向上する。使い方は簡単で、声を録音してテキスト化したり、画像のテキストを翻訳したりすることができる。

Texter(テキスター)のメリット：

• 会話や音声をリアルタイムで文字起こしできるため、聞き逃してしまった内容も確認できる。
• 文字起こし内容は編集や自動要約が可能で、テキストとして活用できる。
• 動画内の音声や画像内の文字からもテキストを作成してくれる。
• 翻訳機能があり、英語など他言語の音声も翻訳してテキスト化できる。
• インタビューや議事録作成など、ビジネスや学習に役立つ機能が豊富に揃っている。

対応OS ：iOSに対応

料金：

• 基本無料
• App内課金有り

7.toruno

torunoは会議の音声を文字起こし、録音、画面キャプチャで記録するサービスです。会議の振り返りや議事録作成、情報共有を効率化し、Web会議やリアル会議で利用可能です。文字起こし結果を編集すれば議事録作成を時短し、議事録を共有することも可能です。初期費用は0円で、無料プランや有料プランがあります。

torunoのメリット：

• 効率化: 会議の音声を文字起こし、録音、画面キャプチャで記録することで、会議の振り返りや議事録作成を効率化。
• 聞き取り漏れの防止: 聞き取り漏れした大事な発言も後から確認できるため、安心して会議に参加。
• 時短: 文字起こし結果を編集すれば議事録作成を時短できます。そのまま記録を共有すれば議事録レスにもなる。

対応OS ：Windowsに対応

料金：

• 月20時間プラン：6,000円 + 300円/時間
• 月100時間プラン：28,500円 + 285円/時間
• 月500時間プラン：135,000円 + 270円/時間

※torunoビジネスの場合

8.RIMO voice

RIMO voiceはAIを使用して、音声や動画を文字起こしするサービスがあります。1時間の音声データを約5分で文字起こしすることができ、打ち合わせやオンラインイベントなどで活用できます。日本語に特化したAIが自動で文字起こしを行い、要約も作成可能です。会議やイベントの内容を簡単に確認したり、共有することができます。

RIMO voiceのメリット：

• 時間の節約: AIを使用することで、大量の音声データを短時間で文字起こしすることが可能。
• 検索性: 文字起こししたテキストデータは検索可能であり、特定のキーワードや内容を簡単に探す。
• 共有性: 文字起こししたデータは簡単に共有できるため、会議やイベントの参加者全員が内容を確認しやすく。
• 要約機能: AIが要約を作成する機能があるため、長文の文字起こしを全て読む必要がなく、全体を把握しやすく。

対応OS ：Windows・MacOS・iOS・Androidに対応

料金：

• 30,000円/月（トライアル）
• 60,000円/月（ライト）
• 120,000円/月（ベーシック）
• 要問い合わせ（ビジネス）

※法人契約の場合

まとめ

議事録作成アプリは、業務の効率化や生産性向上に大きく貢献する可能性があります。利用者のニーズに合ったアプリを選ぶことが重要であり、その選定には様々な要素が関わってきます。

記事で解説された議事録作成アプリの選び方を参考に、自身の業務やチームのニーズに適したアプリを選択し、導入することで効率化と生産性の向上を実現することができるでしょう。

また、高度な音声認識精度が求められる場合は、Felo 瞬訳の利用を検討することをお勧めします。Felo 瞬訳はその優れた音声認識技術で議事録作成をサポートし、より効率的な業務遂行を可能にするでしょう。